派遣時給が過去最高、IT・技術系職種が高い伸び
2015/03/18
リクルートジョブズが同社の求人サイトに掲載された求人情報からまとめた2月の派遣スタッフ募集時平均時給調査によると、派遣時給が過去最高水準となったことが分かった。
三大都市圏の平均時給(全職種)は前年同月比3.0%、46円増の1569円で、21カ月連続で前年同月を上回った。調査を開始した2007年2月以降で最も高い水準となった。
職種別に前年同月と比べると、IT・技術系1985円(4.6%、88円増)、クリエイティブ系1651円(2.7%、43円増)、営業・販売・サービス系1364円(1.3%、17円増)、オフィスワーク系1467円(0.8%、12円増)、が増加した。
一方、医療介護・教育系1428円(2.6%、38円減)は、12カ月連続の減少となった。
職種別の小分類で見ると、OAインストラクター1759円(11.1%、176円増)、運用管理・保守2010円(9.8%、179円増)、CADオペレータ・CAD設計1626円(6.0%、92円増)、設計(電子・機械・建築)2078円(5.4%、10円増)、ユーザーサポート・ヘルプデスク1732円(5.4%、88円増)などのIT・技術系の職種が大きく上昇した。
その他の職種では、通訳・翻訳1817円(4.5%、78円増)、Web関連1751円(3.6%、61円増)、データ入力1385円(3.5%、47円増)などが上昇した。
地域別に前年同月と比べると、関東1631円(2.9%、46円増)、東海1382円(2.4%、33円増)、関西1398円(2.6%、35円増)となり、全ての地域で上昇が続いている。
配信元:日本人材ニュース
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