派遣時給が過去最高額に上昇
リクルートジョブズが同社の求人サイトに掲載された求人情報からまとめた6月の派遣スタッフ募集時平均時給調査によると、派遣時給が25カ月連続で増加し、2007年2月の調査開始以来の最高額となったことが分かった。
三大都市圏の平均時給（全職種）は前年同月比3.0％、46円増の1596円で、25カ月連続で前年同月を上回った。
職種別に前年同月と比べると、IT・技術系2033円（4.6％、89円増）、クリエイティブ系1675円（4.4％、70円増）、営業・販売・サービス系1373円（1.4％、19円増）、オフィスワーク系1470円（1.0％、14円増）、医療介護・教育系1418円（0.4％、5円増）、）と、3カ月続けて分類5職種の全てが増加となった。IT・技術系は4カ月連続で2000円を超える水準となった。
職種別の小分類で見ると、運用管理・保守2070円（8.3％、159円増）、SE・プログラマ・ネットワークエンジニア2379円（4.7％、107円増）、OAインストラクター1708円（4.0％増、66円増）、ユーザーサポート・ヘルプデスク1755円（3.9％、66円増）、テスト・評価1788円（3.7％、64円増）などのIT・技術系職種、Web関連1773円（5.0％、84円増）、デザイナー1516円（3.2％、47円増）などのクリエイティブ系が特に伸びた。
一方、営業アシスタント1424円（3.4％、50円減）、企画・マーケティング1607円（2.3％、36円減）、介護関連1367円（2.1％、29円減）などが減少した。
地域別に前年同月と比べると、関東1670円（3.5％、56円増）、東海1367円（0.1％、1円増）、関西1415円（2.0％、28円増）となり、全ての地域で上昇が続いている。
配信元：日本人材ニュース