非正規社員から正社員へ登用 医療・福祉業界の企業は67%が実施
2016/03/18
厚生労働省の2月の労働経済動向調査によると、過去1年間に、医療・福祉業界の企業の67%が非正規社員から正社員へ登用していることが分かった。
過去1年間(2015年2月~2016年1月)に正社員以外の労働者から正社員へ登用した企業は45%で、産業別に見ると「医療,福祉」(67%)が最も高かった。次いで、「運輸業,郵便業」(48%)、「サービス業」(45%)などが高く、最も低いのは「建設業」(25%)だった。
登用した企業のうち、年齢に上限を設けている企業は14%で、上限を設けている企業が2割を超えているのは「運輸業,郵便業」(24%)のみ。
今後も登用していきたいと考えている企業は、過去1年間に登用した企業では66%(未定が23%)、過去1年間に登用がなかった企業では26%(未定が50%)となっている。
調査は主要産業の30人規模以上の事業所のうち5835事業所を抽出して実施し、2946事業所から有効回答を得た。
配信元:日本人材ニュース