人材派遣が8四半期連続で増加
2015/09/07
人材派遣が8四半期連続で増加したことが、日本人材派遣協会の労働者派遣事業統計調査で分かった。
4~6月期の派遣社員の実稼動者数(月平均)は前年同期比102.7%の29万9734人で、8四半期連続で前年同期を上回る水準となった。
派遣社員の実稼動者数の前年同月比を地域別に見ると、北海道(105.8%)、東北(100.7%)、南関東(102.5%)、北関東・甲信(106.7%)、北陸(104.7%)、東海(103.7%)、近畿(103.4%)、中国(99.8%)、四国(85.0%)、九州(105.6%)だった。
業務別に見ると、政令業務は情報処理システム開発関係(106.9%)、機器操作関係(103.3%)、財務関係(102.5%)、貿易関係(96.8%)、その他(103.1%)、自由化業務は一般事務(105.8%)、営業(102.7%)、販売(103.4%)、製造(112.1%)、軽作業(104.3%)となった。
紹介予定派遣の実稼働者数(月平均)は前年同期比108.3%の7251人で、2012年10~12月期から増加が続いている。
日雇派遣労働者数(月平均)は前年同期比87.9%の7万7456人で、4期続けて減少した。
調査は、労働者派遣事業を行う全国の501事業所を対象に実施した。
配信元:日本人材ニュース