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実質賃金 2カ月連続で増加、製造業の残業が増加

2015/10/06

厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、8月の1人当たりの現金給与総額が物価変動を考慮した実質ベースで2カ月連続で増加したことが分かった。

8月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.5%増の27万2382円で、2カ月連続の増加。実質賃金は同0.2%増で2カ月連続の増加。実質賃金は7月に2年3カ月ぶりに増加に転じている。

現金給与総額を業種別に見ると、学術研究等38万9500円(前年同月比6.7%増)、複合サービス事業31万3678円(同4.8%増)、情報通信業39万9315円(同3.6%増)、飲食サービス業等12万6757円(同2.8%増)、生活関連サービス等20万2754円(同2.7%増)、建設業35万6790円(同2.3%増)などが増加。一方、鉱業,採石業等30万1084円(同5.7%減)、運輸業,郵便業29万5436円(同2.5%減)などが減少した。

現金給与総額のうち、所定内給与は23万9714円(前年同月比0.5%増)、所定外給与は1万9090円(同1.5%増)、賞与や手当などの特別に支払われた給与は1万3578円(同0.6%増)。

配信元:日本人材ニュース

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