5月の完全失業率3.2%、正規雇用が45万人増
2016/07/07
総務省が発表した労働力調査(速報)によると、5月の完全失業率(季節調整値)は前月から変わらず3.2%となった。
男性の完全失業率は3.4%で前月から変わらず。女性は2.9%で前月から0.1ポイント低下した。
完全失業者数は216万人(前年同月比8万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は29万人(同4万人増)、「勤め先や事業の都合」は36万人(同6万人減)、「自己都合」は88万人(前年同月から変わらず)だった。
就業者数は6446万人(前年同月比46万人増)で、就業者数のうち、雇用者数は5718万人(同98万人増)。
正規雇用は3376万人(同45万人増)、非正規雇用は1990万人(同41万人増)となった。
非正規雇用の内訳は、パートは972万人(同28万人増)、アルバイト386万人(同3万人減)、派遣社員131万人(同11万人増)、契約社員293万人(同6万人増)、嘱託128万人(同4万人増)、その他80万人(5万人減)。
就業者数の前年同月比を産業別に見ると、医療・福祉(29万人増)、生活関連サービス業卸売業,小売業(29万人増)、運輸業,郵便業(10万人増)などが増加し、農業,林業(19万人減)、建設業(11万人減)、製造業(11万人減)などが減少した。
配信元:日本人材ニュース