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総務省が発表した労働力調査（速報）によると、7月の完全失業率（季節調整値）は前月から0.1ポイント改善して、3.0％となった。

男性の完全失業率は3.2％で前月と同水準。女性は2.7％で前月から0.3ポイント低下した。

完全失業者数は203万人（前年同月比19万人減）。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は19万人（同3万人減）、「勤め先や事業の都合」は35万人（同4万人減）、「自己都合」は88万人（同2万人減）だった。

就業者数は6479万人（前年同月比98万人増）で、就業者数のうち、雇用者数は5721万人（同89万人増）。

正規雇用は3357万人（同21万人増）、非正規雇用は2025万人（同69万人増）となった。

非正規雇用の内訳は、パートは1005万人（同57万人増）、アルバイト409万人（同25万人増）、派遣社員134万人（同3万人増）、契約社員282万人（同11万人減）、嘱託113万人（同5万人減）、その他83万人（1万人増）。

就業者数の前年同月比を産業別に見ると、医療・福祉（32万人増）、宿泊業・飲食サービス業（21万人増）、卸売業・小売業（14万人増）、学術研究、専門・技術サービス業（12万人増）、サービス業（12万人増）、教育・学習支援業（10万人増）などが増加し、情報通信業（10万人減）などが減少した。

配信元：日本人材ニュース