10月の有効求人倍率1.40倍、全都道府県で1倍を上回る結果に
2016/12/02
厚生労働省が発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.40倍で、前月に比べて0.02ポイント上昇した。1991年8月(1.40倍)以来25年2カ月ぶりの高水準となった。
新規求人倍率(季節調整値)は2.11倍で、前月に比べて0.02ポイント上昇。正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.89倍で、前月に比べて0.02ポイント上昇。
有効求人(季節調整値)は前月に比べ1.4%増で、有効求職者(季節調整値)は0.3%減。
新規求人(原数値)は前年同月比1.1%減。産業別にみると、教育・学習支援業(10.0%増)、宿泊業・飲食サービス業(3.5%増)、医療・福祉(1.6%増)、建設業(1.0%増)などで増加。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)の最高は福井県の1.96倍、最低は北海道の1.08倍となった。