11月の有効求人倍率1.41倍、2カ月続けて全都道府県で1倍を上回る
2016/12/26
厚生労働省が発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.41倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇した。3カ月連続の上昇で、1991年7月(1.44倍)以来25年4カ月ぶりの高水準となった。
新規求人倍率(季節調整値)は2.11倍で、前月と同じ水準。正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.90倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇した。
有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.1%減で、有効求職者(季節調整値)は0.3%減となった。
新規求人(原数値)は前年同月比7.7%増。産業別にみると、生活関連サービス業,娯楽業(12.8%増)、 医療,福祉(10.6%増)、教育,学習支援業(9.6%増)、サービス業(9.6%増)などで増加した。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)は、就業地別の最高は福井県の1.92倍、最低は北海道の1.05倍、受理地別の最高は東京都の2.03倍、最低は北海道と沖縄県の1.02倍。
配信元:日本人材ニュース