4月の有効求人倍率1・48倍、1990年バブル期上回る
2017/05/30
厚生労働省が30日午前発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0・03ポイント上昇の1・48倍で、1990年7月に記録したバブル期の最高値(1・46倍)を上回り、74年2月以来、43年2か月ぶりの高水準となった。2018年春卒業見込みの大学・大学院生らの採用活動も早まり、前年よりも内定率が急上昇している。
また正社員の有効求人倍率は前月比0・03ポイント増の0・97倍で、正規雇用と非正規を区分して算出し始めた2004年11月以降で最高を更新した。