10月の有効求人倍率1.55倍、1990年以降の最高値を更新
2017/12/19
厚生労働省が発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.55倍で、1990年(1.46倍)以降の最高値を更新した。
新規求人倍率(季節調整値)は2.36倍で、前月を0.10ポイント上回った。正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.03倍で、前月を0.01ポイント上回った。
有効求人(季節調整値)は前月に比べ1.0%増、有効求職者(季節調整値)は前月比0.5%減となった。
新規求人(原数値)は前年同月比7.1%増。産業別にみると、製造業(12.8%増)、情報通信業(9.3%増)、サービス業(他に分類されないもの)(8.3%増)、医療・福祉(7.9%増)、運輸業・郵便業(7.3%増)、卸売業・小売業(6.6%増)などで増加となり、減少した産業は教育・学習支援業(0.9%減)のみとなった。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)は、就業地別の最高は福井県の2.08倍、最低は北海道の1.19倍、受理地別の最高は東京都の2.10倍、最低は北海道と沖縄県の1.14倍。
配信元:日本人材ニュース