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トラックドライバーの人材確保・育成に向けて(国土交通省・厚生労働省)~①トラックドライバー就業・求人環境編~

2016/03/28

トラック運送業界の現状


• トラック運送事業者のほとんどが中小事業者であり、荷主に比べ立場が弱く、手待ち時間の負担を押しつけられている、また、適正な運賃収受がなされていないといった課題がある。

• その結果、トラックドライバーの労働環境は、長時間労働であり、かつ給料も低い状況にあるため、ドライバー不足が懸念される。




 

■貨物輸送量の比較(単位:十億トンキロ)
ドライバー人材育成①
■保有車両台数別のトラック運送事業者構成
②
【課題】
■運送原価を無視した受注の有無
③


■配達時における手待ち時間の状況
・配達時に1時間以上の手待ち時間がある割合 :24.5%
・集荷時に1時間以上の手待ち時間がある割合 :7.4%
・配送センターでの1時間以上の手待ち時間がある割合:45.2%
※路線連盟 「荷主庭先実態調査」(H26)から作成

■トラック業界の労働環境
④




◆トラックドライバーの年齢構成の推移と女性の進出状況


•道路貨物運送業就業者数は、2003年以降増減しつつも、概ね180万人超で推移。
•道路貨物運送業就業者の全体に占める高年齢就業者の割合は、全産業平均に比べると低い一方、全産業平均に比べ、若手就業者の割合が低く、その差は拡大傾向。
•道路貨物運送業就業者のうち、40代~50代前半の中年層の占める割合が、全産業平均に比べて非常に高い。
•全産業平均に比べて、道路貨物運送業では就業者に占める女性の割合が非常に低い。
中長期的に、高年齢就業者の割合が急速に高まる一方、若手・中堅層が極端に少ないといった年齢構成の歪みが顕著になる懸念

【就業者数と年齢構成の推移】
⑤

【就業者の年齢構成比】
⑥

【女性の進出状況(単位:万人)】
⑦




◆トラックドライバーの有効求人倍率等の推移
・トラックドライバーの有効求人倍率については、景気回復等により、年々上昇傾向にあり、人材不足が顕著となっている。
⑧

◆中小企業の運輸業における常用労働者の離職率
・中小企業に雇用されている常用労働者(*)離職率は、全産業平均で7.2%となっている。運輸業の離職率は、6.2%とな
っており、全産業平均を下回っている。※ 離職率 = 平成24年度の離職者数 / (平成24年度末の常用労働者数+平成24年度の離職者数)
⑨

運輸業における雇用管理制度の導入割合
・他の産業と比較し、運輸業における各種雇用管理制度の導入割合は低い傾向がみられる。
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参照元:国土交通省

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